あけましておめでとうございます。早いもので、2019年を迎えてから2週間が経ちました。
年も明けたので何か新しいことを…というわけでもないのですが、今年は 「React の習得」を一つの目標にがんばってみようかと思っています。
Web制作における大きなテーマに「Web制作の効率化」があり、その解決策の1つとして SMACSS や BEM を用いた CSSのコンポーネント設計に、ここ3〜4年で取り組んできました。
結果としてこの取り組みは、自由度の高い(高すぎる?) 言語である CSS に「設計思想」という一本の軸を通すことで再利用性や保守性が高まり、一定の成果が得られました。
しかし、この設計思想はあくまで「コーディングに携わるすべてのメンバーが思想を理解し、ガイドラインに沿ってコードを記述する」必要があり、それができていないとあっさりと崩壊する…という印象も持ちました。
ちなみにこの現象、“すべてのメンバー” = 自分ひとり である「ひとりプロジェクト」の時にも往々にして発生します。今日の自分と昨日の自分はだいたい同じですが、1ヶ月前の自分はまったく異なる発想をしていることもしばしば…。
この壁を打破し、もっと “堅牢なWeb開発” を目指すにはどうすれば良いのか…。
というタイミングで出会ったのが、正月休みに出かけた本屋で見つけた書籍「Atomic Design」(五藤 佑典 著/技術評論社)でした。
「Atomic Design」という言葉自体は Webコンポーネントを原子や分子に見立てたデザイン手法のことですが、書籍ではこの具体例を挙げるとともに、Reactを用いた開発の実践を紹介しています。
これまでも、Angular や Vue、それにこの React といった いわゆる 「JavaScriptフレームワーク」という類いのものは気になりつつも自然と心が避けてしまっていたのですが…「コンポーネント化」「堅牢なWeb開発」というニンジンをぶら下げられ、学習意欲が湧いてきています。
まだ学習の入口に立ったばかりの段階ですが、ひとまずの一年の計ということで。今年もよろしくお願いいたします。